＞起業するにはどんな印鑑が必要になりますか？
＞株式会社を設立予定です。会社実印、会社銀行印、会社角印が用意できれば良いでしょうか。

俗にいう三点セットというものですね。材質や製法により、値段は千差万別ですが、会社用として販売されているものなら、問題ないと思います。

＞私（取締役社長）個人の印鑑も登録が必要ですか？

会社の印を登録する際に、個人の意思確認として、個人の実印＋印鑑証明が必要になります。

＞また社員15名を連れての設立になりますが、社員個人の印鑑は特に登録は必要ありませんよね？

不要です。

＞経理を担当予定の社員にお願いする予定なのですが、私自身が銀行に行かないと不都合がありますか？
＞また、社員に頼む場合特に必要な書類等はありますでしょうか。

謄本や銀行印など、必要なものがあれば、一般的には問題ないと思いますが、金融機関により対応が異なるかもしれません。
ただ、最初は挨拶も兼ねて代表者がいかれることをおすすめします。融資も頼みやすくなりますので。

株式会社の設立登記申請にあたっては、代表取締役が会社実印を法務局に届け出なければならないため、代表取締役個人の印鑑証明書が必要です。

また、取締役会を設置しない会社を設立するのであれば、代表取締役以外の取締役についても個人の印鑑証明書が必要です。

取締役会を設置する会社を設立するのであれば、代表取締役以外の取締役については個人の印鑑証明書は不要ですが、住民票の写しや運転免許証コピーなどの本人確認証明書が必要です。

さらに、株式会社の定款を公証人に認証してもらう際には発起人全員の印鑑証明書が必要です。

例を挙げると、ＡさんとＢさんが発起人になって、Ａさんが代表取締役に、ＢさんとＣさんが平取締役になって取締役会を設置しない株式会社を設立する場合、ＡさんとＢさんは最低でも１通ずつ印鑑証明書を用意しなければならず、Ｃさんは印鑑証明書ではなく住民票の写しなどの本人確認証明書を用意しなければなりません。

なお、本人確認証明書は下記のものです。

○住民票の写し
○戸籍の附票
○住基カード（住所が記載されているもの）のコピー※
○運転免許証等のコピー※
※　裏面もコピーし、本人が「原本と相違がない。」と記載して記名押印する。