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個人事業から、株式会社への移行を考えています。
株式は、株を売って、資金を得るもの、すなわち「資金が集めやすい」と理解しております。
しかしこの場合、1株も売れないということもあり得ると思うのですが、事業主が自ら営業をするものなのでしょうか?
株式会社にしたからといって、どこかのだれかが、突然株を買ってくれ、潤沢に資金が集まるとは思えません。
だとすると、個人事業時にお世話になった方を中心に「株式会社になりました、株を買ってください」と回る事になり、これがいわゆる「お金を集める」ということになるのでしょうか?それとも株式会社になると、だれかが株を買ってくれる制度があるのでしょうか。
まだ株式化を考え出したところで、大変初歩的な質問かと思いますが、お願いします。
株式会社化する場合、基本的には、個人事業主様がおひとりで出資される場合が多いと思われます。(もっとも、昨今のクラウドファンディングをはじめとする資本市場の動向を見る限り、今後どうなるかはわかりませんが)
なかなか、他人でお金を出してくれるかたがいらっしゃらないのが普通です。銀行はそのような人に対して、貸付という形でお金を出してくれる機関として存在しています。
なので、事業を始められた・法人化して拡大される当初は近くの銀行・信用金庫と相談しながら資金を調達していくことになります。
見ず知らずの他人から資金を集めるのは、事業が成功して上場してから、ということになります。
株式の先に上場があるのですね。もう少し勉強してから、上場目指してがんばります。内山先生ありがとうございました!
株式は株を売って資金を得るものというよりは、出資の比率に従って株式を交付するものです。
つまり、株式を売ってお金にするのではなく、出資をしてくれる人に金額に応じて株式を配分して株主になってもらうわけです。
そのため、株式会社は誰かが出資をしてくれることが前提になっているのですが、多くの場合は出資してくれる人を見つけるのは大変なので、社長が全部の株式を持って会社を始めることも多いかと思います。
今まで一緒にやっていた方なんかで、出資をしてもよいという人がいる場合は、出資金額に応じて株式を分配して株主になってもらえば大丈夫です。
もちろん誰かが株を買ってくれる制度はありません。
また、株式会社は株式の持ち分の割合で会社のことが決定していくので、自分とは考えが全く違う人が株主になってしまったりすると大変なので、出資者も誰でもいいわけではありません。
根本的に考え方が違ったようですね。
大変勉強になりました。興松先生ありがとうございました!
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